住宅の太陽光義務化?
「住宅の太陽光義務化「視野」 温暖化ガス目標強化に意欲―小泉環境相」(時事ドットコム)
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こんな記事がでてました。小泉環境相が「住宅の太陽光義務化」を視野に入れているとのこと。
我々業界的には有り難い話ですが、義務化するなら蓄電池併設を条件にすべきですね。
太陽光だけ設置して家に不在の昼間だけ発電させても家の消費電力削減には全く寄与しません。
蓄電池併設で自家消費目的で稼働させることを「義務化」するのが筋でしょう。
また、太陽光設置義務化を視野に入れるなら、大量の廃棄パネルが出てくることを想定して、設置済み太陽光パネルの更新を促すためにも、
「載せ替え費用」と「載せ替え時の産廃処理費用」の補助を国は考えて欲しいです。
現状では、産廃処理と廃止手続きにお金と手間がかかりすぎるため、古い太陽光パネルや周辺機器は故障したまま放置されて朽ち果てるがままの状況です。
載っているだけで動いていない太陽光発電システムが存在し続けても、温暖化ガス削減には全く寄与しませんよね。
いずれにしろ、今後の動きに注目です。
用松俊彦